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日本株、ドル安原油高なら最悪のシナリオに~誰にとって最悪なのか考えて見みる~

2015年09月09日 ネズミ1号:略称「T」
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誰にとって最悪か?は投資家にとってだった!?

東洋経済:「日本株、ドル安原油高なら最悪のシナリオに?」~日経平均は節目の1万8500円を回復できず~とありますが、1万8500円を下回るとなぜ下降トレンドになるリスクがあるというのか?内容をみると、いかにも過去の相場のセンチメンタルな側面をマクロ視点でみているような論調の記事ですが、1万8500円を割り込んでとまった事実にい、8/26の安値値の1万7715を維持できるか!みたいな本当にセンチメンタルな内容となっていますね。私自身も素人ですが、日付けと数字をベースに競馬の予想のような相場を語るこうした記事ってタイトルは刺激ですが、記事タイトルで掲示している最悪のシナリオが誰にとっての最悪なのか気になります。今日は誰にとって最悪なのかちょっと妄想してみました。


 

 

結局どうなるの?

記事の内容では、

  1. FMOCの利上げタイミグが伸ばされるという前提で、金利据え置き、米ドル安になる。
  2. その結果として、石油の取引を主る基軸通貨ドルが安くなることで、相対価格として原油高になってゆく。
  3. 原油高になると、既存円安水準に合わせてヘッジしてきた日本企業はリスクあり!というマインドが高くなり、日本株が下がるかもしれなくなる。

という内容となっています。当然日本企業もバカではないので、為替予約などをしてリスクをヘッジしているという話しも紡がれていますが、全体として「日本株、ドル安・原油高なら最悪のシナリオに」なるという警笛を鳴らしてくれています。

この最悪のシナリオは誰にとって最悪なのか?

円高、円安はまずは置いておいたとして、原油高になると、日本国内では物価が上がることが予想できます。資産をもたない一般庶民は普通に生活費が上がる=支出が増える構図になると言えます。おそらく給料はそんなに増えない形ですね。そして、さらに最悪な事態となるのは企業の業績が下がり、そこで働く給料が上がらないのではなく、下がるということが起きた場合です。

この記事では、円相場と企業業績についての関係については深くは言及していないようでせすが、FRBが利上げを延期する前提で、ドル安が進み、円高が進む。原油はドル安を受けて相対的に値段を上げることになる。何故ならば、外貨建て決済する日本にとっては原油高となるとくこと。そして、円高になるので、物価は安定すると思いますが、原油仕入れが相対的に髙くなることで、企業のP/Lに占める高熱費や運送費、そして石油を活用した原材料原価が上がるということが導きだせる訳です。そして、その結果として企業の経常利益は下がるだろうと予測され、株価が下がるという感じでしょうか?

誰にとって最悪か?は投資家にとってだった?

結局、最悪のシナリオというと、投資家にとっての最悪であるとうことが言えそうですね。一般庶民にとっては別に最悪ではない?逆に今が最悪?ということなのかもしません。



2015年09月09日 ネズミ1号:略称「T」
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